フリーランスの年末年始事情!仕事納め・始めはいつから?年末年始の過ごし方は?

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 2017年も残りわずか。12月に入り、忘年会やら何やらと忙しく過ごしている人も多いのではないでしょうか。

 どちらかと言えば在宅ワークが多い自分も、最近は飲み会の予定が多くなり――かと思いきやそんなこともなく、相も変わらずマイペースに過ごしています。

 ただ、暖房がない家で長時間にわたってパソコンに向かうのは辛いため、暖を求めて喫茶店に入り浸ってはいるのですが。

 

 さて、会社員の場合は仕事納めの日から逆算して、年内に済ませておきたい案件や作業に追われているだろうこの時期。

 ――ということは、企業から仕事をもらっているフリーランスの多くも同様に、年末を一区切りとした作業に取り組んでいるのではないかと思います。

 しかし一方で、自分のペースで働いているフリーランスの場合、「仕事納め」の日をはっきりと決めていない人もいるかもしれません。「進行中の案件が終わったら休みにしよう!」という人もいるでしょうし、「え? 大晦日も作業するよ?」という人もいるのではないかしら。

 そこで今回は、「フリーランスの年末年始の過ごし方」について、自分なりに考えてみようと思います。

 

フリーランスって、年末年始は忙しいの?

 年末年始――特に年末といえば、会社員にとっては忙しい時期。

 年内に終わらせるべき作業や、達成するべき営業目標、進めておきたい案件などがあり、仕事納めに向けて慌ただしい日々を送っている人も少なくないのではないでしょうか。忘年会もありますしね。

 

 では、フリーランスの場合はどうでしょう?

 

 もちろん、一口に「フリー」と言っても多種多彩な職種があり、十人十色の働き方があり、一概にこうとは言えません。ただ、「普段と比べれば、年末はそれなりに忙しい」という話をしばしば聞くのも事実です。

 Twitterのタイムラインなどを見ていても、例年やはりそのようなイメージがあります。

 いつも以上に締切や納期に追われ、ひぃひぃ言っているフリーライター・フリーデザイナーの姿がちらほら。クリスマスを過ぎるころには、「この仕事が終わったら、カウントダウンライブに行くんだ……」などと自分を鼓舞している人もいました。

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 忙しそうにしている人の共通点を強いて挙げるとすれば、「数多くの取引先がある」こと、なかでも「多くの企業から仕事を請け負っている」人、でしょうか。

 仕事が多ければ多いほど忙しくなるのは当然ですが、ポイントは「企業」の部分。

 前述のように、忙しくしている企業が多いこの時期。納期にあわせて仕事をこなしたとしても、予期せぬ追加の作業を頼まれたり、成果物の確認が滞ったりすることもあるかもしれません。

 忙しさが伝染する――と書くと語弊があるかもしれませんが、なんとなく、周囲が忙しく過ごしていれば過ごしているほど、フリーランス自身も仕事に追われることになるような印象があります。

 ……べ、べべ、別に、取引先の企業さんに文句を言っているわけでは決してありませんよ? 違いますよ? むしろ、いつも締切ギリギリになってしまいすみません……。

 きっちりと仕事を納め、気持ちを新たに新年を迎えるためにも、キリの良いところまで業務をこなすのは当然のこと。特に年を跨ぐこの時期は、新年に備えた雑務をこなす必要もあるでしょうし。無論、それはフリーランスでも同様です。

 

 でも他方では、自分の裁量で働けるフリーランスならではの考え方でもって、この時期は仕事の量を少なくしている人もいるようです。その場合、冬休みを長めに設けて南国に旅行に出かけたり、あるいは家で趣味や勉強の時間にあてたりしているのだとか。

 旅行とは……なんともうらやまけしからん! できるフリーランスは違いますね……。

 そして年末同様、年始に関しても、企業と足並みを揃えて動き出す人が多いように感じます。なかには「仕事=趣味」のような形で休みなく働いている人もいるでしょうし、取引先から依頼が来るまではまったりと過ごしている人もいるかもしれません。こちらもやはり、人それぞれですね。

フリーランスの「仕事納め」「仕事始め」はいつ?

 では、そういった事情を考慮しつつ、フリーランスの人は「仕事納め」と「仕事始め」の日をどのように決めているのでしょうか。

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 まず考えられるのは、「カレンダーに合わせる」パターンですね。

 いつ働き、いつ休んでも良い立場のフリーランスではありますが、年末年始の区切りの時期は、カレンダーのとおりに休み、働きはじめる格好。

 行政機関で言う「御用納め」の12月28日から休んで、1月4日の「御用始め」で仕事に手をつける。実際にはもう少し長く休みを取っている企業も多いでしょうし、そこまできっちりと決めている人は少ないとも思いますが、ひとつの基準としてわかりやすくはありますよね。

 

 その一方で、「明確には区切りを設けていない」パターンも考えられます。

 前述のように、そもそも普段の生活で「休日」が曖昧になっている人もいるでしょうし、そのときに請け負っている作業量を考慮して、よしやるか、と元旦から取り掛かることだってあるかもしれません。

 類似のパターンとして、「季節イベントに合わせて休む」という人の話も聞きます。

 年末は大掃除・大晦日・カウントダウンイベントなどで休み、年始は初詣・帰省・初売りなどを満喫しつつまったり過ごす。それが一通り終わったら、普段の生活のルーチンに戻す――という感じです。

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 僕なんかは、後者の2つが組み合わさったようなイメージです。

 この2年ほどを振り返ってみても、年末はなる早で年内の作業をこなして、イベントに参加。年始は家族と過ごしつつ、でもテレビを見るわけでもないので、割とすぐに平時の生活に戻っている印象があります。

 ――あ、年末といえば、この前にも書かせていただきましたが、お暇な方は冬コミに行ってみてはいかがでしょう? 書店では目にしないようなニッチな分野の創作同人誌と出会うこともでき、並々ならぬ刺激をもらえますよ!

フリーランスは年末年始の休日に何をして過ごしているの?

 ここまで、フリーランスの年末年始事情について考えてみました。

 でも正直なところ、実際にどの程度まで正しいのかには疑問があります。各々に仕事事情や生活スタイルは異なりますし、カレンダーどおりと言いつつも、細かな作業を進めているような場合もあるのではないでしょうか。

 つまるところ、フリーランスの多くには強制的な「出社」がないため、仕事とプライベートの境界が曖昧なんですよね。それは見方によっては「自由」にも映りますが、両者の区分が中途半端であるゆえに、時としてダレてしまうこともあるように思います。

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 特に年始の実家などは、独特のぐだぐだ感が漂っていて、仕事をしようという気にはなりにくい。

 休むにしても、何かしら「これをやろう!」という意識がなければ精力的に動く気が起きず、せっかくの休みを無為に過ごしてしまった――なんてことにもなりかねません。

 つまり、年末年始というキリの良いタイミングだからこそ、フリーランスは会社員以上にメリハリを意識して動く必要があるとも考えられます。それこそ、わかりやすいカレンダーを基準にしても良いですし、季節行事に参加することで、日常生活との差別化を図るのもひとつの手。

 自分の1年前を振り返ってみても、年末年始にダラダラと過ごした結果、インフルエンザになって寝込んでしまった記憶があります。ですので、休みだからといって油断せず、「メリハリをつける」という意味でも、今年は早寝早起きを心がけようと思います……はい。

 

 そのうえで、何も考えずにダラダラと過ごすのも「休日」の使い方のひとつではありますが、それならそうとあらかじめ決めておきたいところ。

 この日まではダラダラ休む、この日はちょっと仕事に手をつける、この日は出かけるついでに必要なものを揃える――というように。

 また、世間的な「休日」に合わせて休むこの時期は、普段はできないことに意識的に取り組んでいる人も散見されます。たまっていた積ん読本の消化とか、新たにスキルを身につけるための勉強とか、パソコン内のデータや資料の整理とか。

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 メリハリをつけることができ、しかも後々のためになる作業として、確定申告の準備をしているという人もいます。書類の作成までできればベストではありますが、早め早めに領収書・レシートの整理をしておくだけでも、あとの作業が楽になるとのこと。

 これはたしかに、フリーランスならではの「年末年始の過ごし方」と言えるかもしれませんね。

 あるいは、新年の目標や戦略を考えても良いですし、忘年会・新年会と称してなかなか会う機会のない友人知人と話し、刺激を得るのも良さそうです。もちろん、何も考えずに休んでリフレッシュするのもあり。こうした活動に取り組むことで、仕事始めに向けて気持ちを切り替えてみてはいかがでしょうか。

 

 以上のように、「フリーランスの年末年始の過ごし方」は十人十色。

 ですが、せっかくの節目の時期ということで、普段は抜け落ちている人も多いだろう「仕事と休みの境界線」を意識しつつ、此度の年末年始は、メリハリのある過ごし方を考えてみるのも良いかもしれません。

 僕の場合、最低限の季節行事とコミケ以外には大きな予定もないのですが、年末年始に向けて、早め早めの提出を意識しつつ仕事に取り組んでいくつもりです。

 と言うのも、本記事を書いていて思い出したのですが、昨年は年末ギリギリに複数の原稿依頼が舞いこむなど、思いのほか忙しくしていた覚えがありますので……。突然の案件にも対応できるよう、スケジュールにはゆとりを持たせておこうかな、と。

 

 ともあれ、これから年末にかけてますます忙しくなる人も多いはず。気持ちよく新年を迎えるべく、がんばっていきましょう!

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【執筆者】
けいろー

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フリーライター。インターネット大好きゆとり世代。新卒入社したメーカーで営業職として働くも、身体を壊して退職。無職期間にブログを書いていたら仕事をもらえるようになり、ノリで独立して今に至る。創作同人誌を読むのがマイブーム。

執筆ジャンルは、書評、アニメ、旅行、グルメ等、なんでもござれ。記事校正やメディア運営の手伝いなども承っています。


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