【社内・社外問わず使える】デザイナーが教える『相手と心を通わせるコミュニケーション術』

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『コミュニケーション』。みなさんは上手く取れていますか?

学校や会社などにおいてコミュニケーションスキルというのはなくてはならないものです。

その意味は”社会生活を営む人間の間で行われる知覚・感情・思考の伝達。”という意味になります。

コミュニケーション - Wikipedia

デザインの仕事というのはセンスやスキルにフォーカスされがちですが、実は9割ぐらいコミュニケーションで成り立っています。

「社内」でのコミュニケーション、「クライアント」とのコミュニケーションそして「ユーザー」とのコミュニケーションです。

つまりどれだけスキルやセンスがあっても相手とコミュニケーションが上手く取れないと作ったモノの魅力は伝わりません。

どんな仕事にも当てはまることかもしれませんが、われわれデザイナーは人一倍「どうやって相手に伝えれば良いのか」を考えている職種だと言えます。

コミュニケーションが上手い人とはどんな人なのか。

どうすればコミュニケーションをうまく取れるのか。
このあたりの話はデザイン業界以外でも当てはまるでしょう。

  • 自分の思いを伝えるのが苦手
  • 相手が何を考えているのか分からない

このような悩みを抱えている方は少なくないと思います。どうすれば円滑なコミュニケーションが図れるのか、ぼくが普段意識していることを紹介したいと思います。

 

伝える力

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まずは伝える力です。伝えると言っても自分の考えを述べるだけでは一方通行になってしまいますよね。そして伝える相手側にも色んな性格の人が居ます。

  • 一から細かく説明しないといけない人
  • 要点だけ話せば理解してくれる人
  • 他人の意見を聞き入れない人

このように相手の性格を理解して、その人に合った方法で伝える必要があります。

伝え方のバリエーションが重要なんです。

  • 一から細かく説明しないといけない人→図解を多用して分かりやすく
  • 要点だけ話せば理解してくれる人→無駄を省いたシンプルな企画書で
  • 他人の意見を聞き入れない人→その上司や仲の良い人を巻き込む

同じ案件だったとしても相手の性格によって色んなアプローチの方法があります。相手に理解してもらいやすい方法をチョイスすることで格段に伝わるスピードが増すので「どういうアプローチが相手に伝わりやすいか」といったことはいつも意識するようにしています。

逆にコミュニケーションが苦手な人はこうした伝えるバリエーションが少ない場合が多く「あの人は自分の意見を理解してくれない」というようなことが起こります。

それは伝え方にも原因があるのかもしれません。

理解する力

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伝え方と対を成すのが『理解する力』。聞く力とも言い換えられます。

対人コミュニケーションでは相手の言いたいことの本質を理解する必要がありますが、これも伝える力と同様、相手の性格から読み取る力が求められます。

  • 理想論しか言わない人
  • ざっくりと抽象的な指示しかしない人
  • 完璧主義ですごく細かい人

同じ案件でも担当者が変われば指示する内容は全く違ったものになります。相手が何をしたいのか、どうすれば円滑に意思伝達ができるのか。

この場合も相手に合わせてアプローチを変えます。

  • 理想論しか言わない人→できることとできないことを明確にする
  • ざっくりと抽象的な指示しかしない人→作る過程を細かく見せ、確認しながらすすめる
  • 完璧主義ですごく細かい人→最初に完璧に作り上げてその後「こういうアイデアもある」と提案する

相手に安心感を与えるのも重要です。相手に「この人何考えているんだろう」と思わせないことがスムーズに仕事をすすめるコツ。「全部わかってますからお任せください」というのを言葉ではなく態度で示せればほぼ勝ちです。

相手の理想、思いを引き出す

コミュニケーションにおいて最も重要なのが『想いの具体化』です。特にクライアントと仕事をすすめる上で考え方の違いとか、理解度の差は時に致命的なズレを起こす危険性があるので、こだわりの強い相手ほど、いかに自分が柔軟に対応できるかがとても重要だと考えます。

むしろ仕事では自分のこだわりは捨てるべきとも。これはイエスマンになるという意味ではなく、相手の想いを最大限に具体化するには自分のこだわりは考え方を狭めてしまう可能性があるためです。

 

ゴールを共有する

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『コミュニケーション=ゴールの共有』

この考え方がすごく大事だなと思っています。結局人間同士なんですから、100%意見が合致することなんてありえないんですよね。それは同じ会社で働いていでも同じで、必ず考え方の相違っていうのは生まれます。

だったらその相違をコミュニケーションで埋めましょうよ。という話なんだと思うんですよね。

仕事には様々な立場、役割の人が関わっています。ぼくはデザイナーですが、営業もいればプロジェクトをまとめるリーダーもいるし、最終的な決定をする社長もいます。クライアントも同じ目的を持ったチームの一員です。

道筋は違うが必ずゴールは同じ

この考え方で仕事をするようになってから、コミュニケーション能力が上がったなと感じます。みんな自分の職責を全うしようとしている。その中でゴールまでのアプローチ方法が違うのは当然のことです。

しかしゴールは必ず同じです。

エンドユーザーに良いサービスを提供したいとか、この商品で世の中を変えたいとか、便利にしたいとか。

高い山になればなるほど登山ルートの数は多くなります。

これはそのまま仕事にも当てはめることができます。

難易度が高い大きなプロジェクトほど多くの人が関わっていてゴールまでの道筋は多くなる。でも頂上は常に一つです。

頂上を目指すために各メンバーが自分のルートを明確にし仲間をフォローながら登っていく。

ルートは違うが同じゴールを目指す仲間である。

この考え方がコミュニケーションの本質ではないかと思います。

【伝える力・理解する力・ゴールの共有】この3つを意識すれば自ずと円滑なコミュニケーションが図れるはずです。是非試してみてください。

 

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【執筆者】
OMG

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「いい仕事をしてさっさと帰る」がモットーのグラフィックデザイナー。"むずかしい事のハードルを下げる"をテーマにブログを書いています。


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