【君の名は。】彗星があなたに当たる確率は◯◯と同じだった?!

こんにちは。

前前前世、もはやoriginal ver.よりmovie ver.の方が主流。
どうもポロロッカです。




というわけで、皆さんご覧になったでしょうか?

『君の名は。』


2016年夏に公開され大ヒットを記録し、先日地上波でも放送されたことから、皆さんの脳裏にも強くこびりついてることかと思います。




そんな大ヒット映画「君の名は。」といえば、
『落ちてくる彗星』がめちゃめちゃキーポイントでしたね。

そして映画全体の描写が超リアルなことから、
いくらフィクションムービーとは言え、もしかしたら自分の元に彗星が落ちてくるかも……なんて不安になった方もいるんじゃないですか?

何を隠そう、僕自身めっちゃ不安になりました。
「かわいい女の子と入れ替わる可能性に対する希望」より「彗星が落ちてきて死ぬ可能性に対する絶望」の方が強かったほどです。僕が全全全部なくなって散り散りになることがなにより怖く感じました。



そこで今回は、
『落ちてきた彗星が自分に当たる確率』を調べてみました。

そしてそれが、"何が起こる確率"と同じぐらいなのかを考察してみて、未来への不安を少しでも抑えていこうと思います。


果たして皆さんの(そして僕の)不安を落ち着ける結果は得られるのでしょうか?



(出典:君の名は。)



落ちてきた彗星が自分に当たる確率

まず「人の一生の中で、落ちてきた彗星・隕石・小惑星が自分に当たる確率」は、スティーブン・A・ネルソン氏の確率計算(2014)の研究で

160万分の1

だと言われています。


1/1,600,000、小数にして0.000062%……途方もない数字です。
途方もなさすぎて、このままだといまいちピンと来ないと思います。



何と同じくらい?

そこで、「この確率は何と同じくらいの確率なのか?」調べてみることに。


しかし、いくら調べてみても「宝くじ当選確率」や「交通事故確率」などとの比較ばかり。
そもそも身に降りかからない事象との対比なので余計にピンと来ません。



そこで、

「"具体的な事象"と比べてみたいなぁ」

と思ったので、理系である僕が色々な具体的出来事の起こる確率を計算してみました。



サイコロ9個同時に振って、ゾロ目になる確率

確率の話(数学の問題)でよく出てくる「サイコロ」。
これを用いて表現すれば分かりやすいんじゃね? と思ったので計算してみました。



6面の立方体のサイコロをn個転がして、その出目が全て同じになる(ゾロ目になる)確率は、
6^(n-1)分の1


そしてnに色々整数を当てはめてみたところ……

n=9 のとき、そのゾロ目の確率は
1,679,616分の1
となりました。

つまりだいたい160万分の1で、彗星があなたに当たる確率とほぼ同じであることが分かりました。



よくよく考えてみてください。
サイコロ9個がゾロ目になることなんて……まず起こるわけないですよね。

ですからこの辺で僕の彗星への不安は大きく取り除かれました。

が、しかし。
せっかくなのでもう少し考えてみようと思います。



この先3年間の中からたった1分間を選ぶ時、その選んだ1分が今この瞬間である確率


(余談ですが僕の部屋の壁掛け時計は妖怪ウォッチです)


少しややこしいですが、

"今現在この時間"から"3年後のこの時間"までの3年間の中で、ある1分間だけを選ぶとした時に、
選ばれたその1分間が「たったいまこの瞬間」である確率
(上の写真なら2018年2月6日12時52分)

です。分かりやすいようで分かりにくいですね。


まぁ簡単に言えば、
「1分間に1回ガチャを引くとして、それを寝ずに3年間続ける時、その3年間の中で1回しか出ないキャラが1発目で出る確率」
と同じです(分かりやすいかな?)。



その確率を計算したところ、

1/(3×365×24×60)
=1,576,800分の1

約158万分の1、というわけでこれも彗星の確率とほぼ同じ値になりました。



適当に考えながら計算したらこの値に辿り着きまくったので、「もしかしたらこの世の起こらなさそうな事象の確率、だいたい160万分の1なんじゃね?」とか思い始めてしまいましたが、
まぁそんなことあるわけないので(あったとしたらその確率は160万分の1ですね)、他の事象も考えてみました。


最後の具体例が、こちら。



日本列島のどこかで成人男性1000人が「かごめかごめ」をやっている時、日本地図上で指し示した1点がその輪の中に入っている確率


※状況が特殊すぎたので、僕のイメージイラストにて想像してください。


はい、意味不明だと思います。もはやホラーです。
でもツッこむ前に、とりあえず脳内で成人男性1000人に「かごめかごめ」をやらせてください。


成人男性1000人「かーごめー、かごめー……」


……はい、それでは計算していきましょう。




まず、人間が手を横に広げた時の長さは、だいたい身長と同じだと言われています。

20〜50代男性の平均身長は約171cmなので、1000人が手を繋いで輪を作ると、その円周の長さは

171(cm)×1000(人)
=1710(m)


これを真円とした時、
その中の面積πr^2は「円周2πr=1710(m)」という情報を元に計算して

0.233(km^2)

と算出できます(有効数字3桁で計算)。



そして最後に、
日本列島(37.8万km^2)に対するこの面積の割合を求めて、

0.233÷37.8万
=1.62×10^6分の1




有効数字3桁なのでアバウトな数値になってしまいましたが、つまり162万分の1です。


これって……

そう! 彗星が人に当たる確率ですね!



・・・・・・


うん、ここまで計算しといてアレなんですが、
具体的すぎて逆によく分からない状況になってしまいました。



つまり「絶対起こらん」

まとめると、彗星があなたに当たるなんてことは絶対に起こりえないということです。



さらに、これは僕が大学で習ったことなんですが、

実は統計学上、『30万分の1』以下の確率は0%とみなすというルールみたいなものがあるのです。



というわけで、彗星が当たる確率なんて0なので、次はかわいい女の子と入れ替わる確率を模索しようと思いました。


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【執筆者】
ポロロッカ

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関西在住の理系大学生ブロガー。個人ブログ『ポロロッカの卵』では、新たな視点から物事を見つめ直す"新感覚考察"を始めとした記事を執筆している。なお本人は卵が特別好きなわけではないがノリと勢いだけでこのブログタイトルに至った。そういう人間である。

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