会社とは違う、もう一つの顔!複業用名刺を作るメリットとアイデア

f:id:p-journal:20171203204206j:plain

今回のテーマは名刺。本業であれば、会社から支給されることがほとんどでしょうが、複業ではそうはいきませんよね。デザイナーとブロガーの複業をしているOMGさんに複業用名刺のメリットとアイデアを教えていただきました!

 

名刺は「もうひとつの顔」

複業を進めていく上でクライアントなどと直接顔を合わせる場面も出てくるかと思います。

その場合に必要となるのが名刺です。本業であれば会社から支給された名刺を使っている方がほとんどかと思いますが、複業の場合は自分で一から作らなくてはなりません。

やはり初対面の場面では名刺交換をするのが一般的ですし、クライアントから名刺をもらって、こちらが渡さないのも不自然ですよね。

複業でも完全に在宅で行う仕事以外は名刺を用意しておいたほうが良いかと思います。

どのような名刺を作ればよいのか。

会社から支給された名刺を使ったことはあっても、自分で名刺を作った経験がある方は少ないかと思います。今回はこのように名刺を作ったことがない方に対して、どうやって作ればいいのかというお話を。

いきなり「ではパソコンで名刺を作ってみましょう!」といっても無理なので、デザイナーの立場から「どんな名刺を発注すれば良いのか」にフォーカスします。

 

名刺の役割を明確にする

f:id:p-journal:20171203203943j:plain

名刺というのは非常に小さなスペースですので、チラシやウェブサイトとは違い、盛り込める情報は極端に少ないです。「せっかくだからあれもこれも」と色んな情報を入れてしまった結果、文字か小さくて読みにくい、ごちゃごちゃしていてよくわからないといったことになりがち。

名刺の役割とは「自分ことを覚えてもらう」以外の用途はありません。

少ない情報で一瞬で相手に覚えてもらう。目指すところはこの一点のみです。

実際にぼくが使っている名刺

一応ぼくも自分で作った名刺がありますので、例にとって説明します。

ブログ用の名刺です。

f:id:p-journal:20171203204138j:plain

入れた情報は

  • ロゴマーク
  • ブログタイトル
  • URL
  • twitterアカウント
  • メールアドレス

コレだけ。凄くシンプルです。

また縦型の名刺は横型に比べて使ってる人が少ないのでインパクトがあるのでは?と思い縦型に。結果的に長い文字情報を入れられないため、非常にシンプルなデザインになっています。

使う場面をイメージして作る

上記の名刺を作るにあたっては“使う場面を想定して”作成しました。

ぼくの複業はブログですので自分から外に出て営業をかけたりすることはありません。なのでこの名刺を渡す相手は自ずと自分のことを知っている人になります。具体的に言うとブロガー同士のオフ会などで名前と顔を覚えてもらうためのツールです。

すでに自分のことをブログやtwitterなどで知っている方であれば、この目玉のマークを見ればぼくだと認識してくれます。

なので肩書も名前も必要ないと判断してこのフォーマットになりました。

このように、誰に渡すのか、どういう場面で使うのかをイメージすると、入れるべき情報は大体決まってきます。

どうでしょう?少しずつ考えがまとまって来ましたか?

次は実際にデザインを決定していきます。

 

デザインの決め方

f:id:p-journal:20171203204012j:plain

盛り込む情報が決まったら次はデザインの作業です。実際に自分で作らずに外部に発注する場合も、出来る限り具体的なイメージをデザイナーに伝えるとより満足感の高いものが出来上がると思います。

デザインのテイストを決定する上で重要な項目は下記の2つ。

ベースづくり:業種で考える

まずはあなたがどんな仕事(複業)をしているかで考えてきます。

基本になるのは「ユーザーがその仕事にどんなイメージを抱いているか」。

例えば弁護士などの固い職業の名刺に派手な花柄は入っていませんし、お花屋さんであればパステルカラーで優しい色でデザインするといった具合。

あまりにその仕事のイメージとかけ離れていると最悪不信感にもつながりますので注意してください。

自分がこうしたいという理想と、顧客が求めるイメージのバランスを上手く取るようにするとうまくいきます。

  • 固い職業なので真面目でかっちりしたイメージ
  • 女性向けサービスなのでやわらかいイメージ
  • 顧客は若者が多いのでインパクトがあって元気なイメージ

といった具合に、まずは「デザインのベース」を決定します。ここでなるべく具体的にアイデアを膨らませます。

パーソナル情報を盛り込む

基本的なベースが決まったら次は味付けの部分。あなたのパーソナル情報=抱かせたいイメージや人柄が分かるものなどを追加していきます。

一般的な名刺の場合だと、似顔絵やロゴマークなどです。裏面に経歴やプロフィールを入れるのも効果的。

先程のぼくの名刺であればロゴマークですね。ウェブサイトで使っているイラストやロゴマークをがあれば入れましょう。その先の導線がスムーズになります。

 

サービスへの「入口」として使う

f:id:p-journal:20171203204029j:plain

名刺というツールを最大限に活用するのであれば名刺を渡して終わりではなく、入り口として使うことが重要です。

その上で個人のブログやWEBサイトは必須です。名刺に比べてWEBの情報量は膨大ですから、名刺を渡して、とにかくアクセスしてもらう。細かなサービスの説明やコンセプトなどの説明はそちらですれば良いので、ズムーズに誘導できる工夫をすると効果的。

URLを目立つ場所に配置するのはもちろん、QRコードなんかも無料で作れるのでウェブへの導線を意識して名刺のデザインをするといいと思います。

 SNSとシームレスに連携する

上記と同様にSNSとの連携も忘れずに行いたいです。

Twitterはもちろん、何かの作品を作るクリエイターであればinstagram、リアルタイムでクローズドな情報をダイレクトに届けるならLINE@など、自分の複業にあったSNSを併せて活用していくと良いです。

言ってみればこれらのSNSは「大きい名刺みたいなもの」です。ユーザーがスマホ上でチェックできますから、 名刺を入り口にしてさらに理解を深めてもらうことができます。

 

省スペースを最大限に生かす

f:id:p-journal:20171203204046j:plain

名刺というツールはネットが今ほど普及していない時代は名前と連絡先を知らせるツールでしたが、今はその先のサービスへとダイレクトにアプローチできるツールへとその役割は時代によってどんどん変化していきました。

詳細情報はWEBで訴求できるため、盛り込む情報は少なくシンプルになり、デザインの自由度が増したとも言い換えられます。小さいスペースですから、あれもこれもと欲張らずに、どうすればネットに上手く導くことができるかに注力すべきだと考えます。

 

アナログとデジタルの強みを活かす

f:id:p-journal:20171203204113j:plain

実際に紙に印刷される名刺と、無限に情報を追加することができるWEB。

それぞれの強みを活かして戦略を練る力が求められます。アナログとデジタル2つの領域を上手く連携させることで複業での活躍の場は広がっていくはずです。

名刺交換のその一瞬、対面で交わされるコミュニケーションはWEB上では再現できません。

ぜひあなただけの個性が詰まった名刺を作ってみてください。

▶︎OMGさんの他の記事を読む

【執筆者】
OMG

f:id:p-journal:20171119205802j:plain

「いい仕事をしてさっさと帰る」がモットーのグラフィックデザイナー。"むずかしい事のハードルを下げる"をテーマにブログを書いています。


▶OMGさんのブログ:OMGmag

▶OMGさんのTwitter:@omgoxorg